こんにちは
「柔和な生活」の店長、maiです。
今日はバリ島旅行記の続きです。
私は旅行が大好きで、海外はこれまで28カ国に行きましたが
新しいもの、珍しいもの好きの私は、あまり同じ都市・町にリピートする
ことがなく、これまでに2度行ったのは香港、台北、プーケットくらいでした。
でも今回、19年ぶりにバリ島に行くことにしたのは、どうしてももう一度
ウブドの渓谷を眺めたい!という思いがあったからです。
ウブドの北、テガラランのライステラス。
椰子の木と田んぼのコラボは、日本ではお目にかかれませんね。
3日目(飛行機の遅延で、実質は2日目になってしまいましたが)、
その念願のウブドへ行ってきました。
バリ島は電車が通っていなく、公共交通機関は乗合バスかタクシーになります。
現地の人達にまぎれてバスに乗ることや、タクシーの運転手と値段交渉して旅
をするのも一興でしたが、旅程が短い中で効率よく、気分よく、快適に目的を
達するために私たちが選んだのは、カーチャーターです。
日本でいうと観光タクシーのようなものですが、現地ツアー会社に手配した
カーチャーターはとても安く、専用車(新しめのライトバン)+ドライバーさん
+日本語のできるベテランガイドさんを1日貸切ってUS$90(6840円)でした。
さて、リゾート地のヌサドゥアを出た車は、デンパサールの町を抜け、北へ向かいます。
町にでて気づいたのは、主要道路が舗装されていること、走っている車がキレイなこと、
そして野良犬がいないこと。
昔は・・・ウブドへいく道はところどころ穴ぼこがあって、中古の車しか走ってなくて、
細身の野良犬がたくさんいたのですが・・・町全体が少しバージョンアップした感じでした。
(あとで分かったのですが、キレイに舗装されているのはウブドやキンタマーニへ向かう
観光に欠かせない道路だけで、市街地でも細い路地に入ると道がかなりデコボコでした。)
ウブドへ登っていく道に入ると、車窓の風景は石工芸、銀工芸やアタ細工の村々になります。
バリ島は村ごとにそれぞれの伝統工芸を守っているそうで、例えば石の村を通過する間、
道路の両脇にはびっしりと彫刻が並んでいます。
ガイドさんによれば、これらの材料である石も銀もアタも、実はバリ島では採れなくて
となりの島から運んできて作っているのだそうです。作って、観せて、売って・・・
この島は観光客だけでなく、世界中の雑貨バイヤーが集まってくる島でもあります。
途中、懐かしのゴアガジャに寄りました。「象の洞窟」という意味のゴアガジャですが、
頭が象の形をしたガネーシャという神様を祀っています。
この日は半年に1度の満月行事のあとで、いたるところにお供えがしてありました。
中には豚の肉と内臓でできたお供えも・・・(生贄だそうです(^^;)写真掲載は控えておきますね)
ゴアガジャの入り口。中は10畳ほどの横長の洞穴になっていて、
ガネーシャの像の前にお供え物が積まれていました。
寡黙なドライバーさんが、クラクションをブーブー鳴らしながら車を飛ばしてくれたおかげで
時間に余裕ができたのでキンタマーニ高原まで足を伸ばしてランチを食べることにしました。
次回はキンタマーニ高原とウブドの散策をレポートします。