こんにちは
「柔和な生活」の店長、maiです。
バリ島旅行記の第3回です。
ウブドからさらに北に40分ほど車を走らせたところにキンタマーニ高原という、
日本人にはちょっと笑えちゃう名前で人気の観光地があります。
ちょうどお昼時だったので高原の西側、1,717mのバトゥール山とバトゥール湖を
見渡せる展望レストランでランチいただきました。
景色は、雲が増えてきたこともあって「うん、まぁ・・・素敵な高原ね」という感じ
でしたが、バリ島伝統のお料理が楽しめてのんびり過ごすことができました。
バリ島のお料理はタイなどと違って辛くなく、日本人には馴染みやすい味ですね。
でもこのレストラン、虫が苦手な方はやめたほうがいいかも。ハエ、多いです(^^;)
晴れていれば右手にバリ島で一番高いアグン山(3142m)が
見えるそうです。残念・・・。
このバトゥール山、実は活火山。それなのに近年サンライズ登山ツアーが
とても盛況だとか・・・。
神々の島でご来光を拝む、たしかにご利益はありそうですね。
ライステラスの広がる気持ちの良い農村を下ってウブドに戻ります。
道は細くくねくねとしていますが、プライベートヴィラの立ち並ぶ高級リゾートエリア
でもあるため、道路だけはキレイに舗装されています。
途中の村ではお祭りが行われていました。バリ島はインドネシアでも
めずらしいヒンドゥー教の島です。
さて、ウブド。印象はだいぶ変わっていました。
まず19年前は幅の広い道の両側に、お洒落なシルバー屋さんやバティックのお店、
レストランがぽつんぽつんと建っている素朴な町だったのに、いまや縦横に道が
伸びてびっしりとお店が並んでいます。
堂々と人の荷物のファスナーを開けて物を盗もうとする悪ガキや、しつこく
追い回して物を売りつけてくる露天商はいなくなって、安心して歩けます。
でも・・・お店の売り子さんの笑顔はどことなくパッとしない。
ちょっと疲れたような顔ででてきて特に売りたそうでもなく、なんだかやる気がない。
そして、車道の整備状況と裏腹に、なぜかだか歩道がガタガタで歩きにくい!
ウブドの街角。お天気がよければウィンドウショッピングも
楽しいはず・・・
なんでしょう、観光のピークを過ぎた10月だったからでしょうか。
お天気がすこしだけ悪かったからでしょうか。
それとも、私が海外旅行慣れしてしまって感動が薄くなったからでしょうか・・・。
当時はまだ日本にバリ島のものがほとんど入ってきていなく、何を見ても珍しく、
何を見ても感動したのに、どこかのアジアン雑貨屋で見たようなものばかり。
買いたいものがない・・・そんな気分になってしまいました。
とはいえ!!!海外でのぶらぶら歩きはいいですね。
「旅は歩いた分だけ、その土地を知ることができる」と思います。
今回は海メインの旅でしたが、次に来るときは町にとけ込むくらい歩きたいと思います。
次回もバリ島旅行記です。