こんにちは、
「柔和な生活」店長のmaiです。
今日は「柔和な生活」の商品選びについてご紹介します。
皆さんは「日本のよいもの」と聞いたとき、どんな商品を想像しますか?
私が以前、友人に『日本のよいものを集めたお店を開きたい』と話したら、
「それって伝統工芸のこと?」という応えがかえってきました。
たしかに日本には、古くから受け継がれた技術をもった職人さんが丁寧に創り上げた
素晴らしい伝統的工芸品がたくさんあります。
私も旅が好きですが、多くの方は旅先でその土地の風土と歴史によって生み出された
伝統的な工芸品を見てまわるのが楽しいとおっしゃるのではないでしょうか。
ただそうした伝統の技によって創られたモノ(または伝統の技と謳っているモノ)が、
私が考える「よいもの」とは違うな、と思うこともしばしばあります。
例えば、本来は木であるからこそ手に熱さを伝えないという機能を持っていたお椀が
ペラペラのプラスチックの合成素材になっていたり、ただ和風柄をあしらったというだけで
無理に伝統を演出しようとしていたり、逆に伝統の技を忠実に守っているがために
今の生活では容易に手にできない価格だったり…。
旅先や展覧会で技を凝らした素晴らしい伝統的な工芸品を鑑賞するのは楽しいことですが、
それは「眺める」のには「よいもの」であっても、「使う」ことにおいて「よいもの」
であるとは限りません。
私たち「柔和な生活」は、「使う」ことにおいて「よいもの」をご紹介しています。
私たちが言う「よいもの」とは、「機能・デザイン・価格の3つのバランスがとれたもの」
という意味で、商品を選ぶときは次の基準に照らしています。
■ 本物であること
−まがいものの素材でないこと。
−独自のデザインであること。
■ 行き届いていること
−使う立場で作られていること。
−不都合が取り除かれていること。
■ 易しいこと
−使いやすく、機能的であること。
−商品と価格のバランスがとれていること。
■ 「日本」であること
−丁寧で良質で賢いこと。
−日本人が誇りとする心が籠められていること。
−今の暮らしに適うこと。
■ 優しいこと
−使うとき、見るとき、触れるとき、心が和むこと
ネットショップでは皆さまに商品を手にとっていただくことができませんが、私たちが手にして、
使ってみて「よいもの」と判断したものを、写真や文章でお伝えしていきますので、
じっくりご覧になってお買い求めいただければと思います。
今日も、心地よい暮らしを。